デジタルカメラによる天体の撮影風景

     

 

コリメート撮影方法(天体望遠鏡の接眼レンズをデジカメのレンズが直接覗き込む)のための自作の木製アタッチメント

今、私は興奮と驚きの中にいます。今まで月のフィルムによる撮影を何度も挑戦し、そのたびにピンぼけで落ち込みあきらめていました。ところが先月12月にコニカ(Konica)から発売されたデジタルスチルカメラQ-M100を偶然(色々性能、機能などチェックしました)にも購入したのです。(それまではリコーのDC-2Lを1年間ほどホームページの写真資料作りに使っていました今でもとても気に入っています) そのQ-M100108万画素が魅力で少しでも奇麗な写真と思って買っただけなのでした。ところがQ-M100ユーティリーソフトの中の機能(モード)にマニュアル撮影機能があったのです。驚きました。(デジカメ雑誌のその製品説明記事やそのマニュアルの中にも少しも書かれていなかったので・・・。)早速、趣味の天体の撮影に使ってみることにしました。新年になって先日急いでデジカメを天体望遠鏡に接続するための木製のアタッチメントを作り月の撮影に挑戦しました。(私の職業は民宿経営なので今年は雪がないため暇な正月だったのです)撮影1枚目の写真からご覧のとおりの作品ができたのです。 天文雑誌に毎月のように素晴らしいため息の出るほど鮮明な月ばかりにうっとりしていた私でしたが、それまで毎回の月の撮影で失敗していた私にとっては私の人生の中で最高の大事件(興奮できるほどの作品)でした。 是非とも皆さんに知らせたくて・・・・・・・・ 冷静になればベテランの人の作品に比べればたいしたことないことかもしれませんが・・・、でもまだこの私の興奮が冷めぬうちにお見せします。

撮影当夜は気温マイナス7.5度 望遠鏡に手がくっついたりしました。12日から13日深夜においては小雪がパラパラ・・・雲の間から時々顔を出す月をねらってパソコンのマウスをクリック(シャッターをきる作業)していました。次の日の夜13日は快晴で月がズーッと顔をだしていました。前夜の反省を少し生かしてシャッタースピードを1/200以上、Fは5.6に決めて撮影しました。撮影して2、3分でどんな写真になったか結果が出るのは最高です。もちろんすぐに印刷かければ、りっぱな天体写真の完成です。(今回の発見は私の人生で大きな素敵な事件、重大ニュースでした

E-mail : orion@akina.ne.jp

撮影の調整風景

望遠鏡ビグセンFLD-80S屈折

デジタルカメラKonicaQ-M100

ノートパソコンPC9821La

デジタルカメラKonica Q-M100にノート

パソコンを接続して、そのユーティリティー

ソフトによってフォーカス、絞り、シャッター

スピードなどをパソコンの画面上で設定して

撮影しているところです。