ニューヨークの君へ(2002/04/01) - ひとり言
ニューヨークのAI君、お元気ですか? 私は、あなたのお母さんの弟のさとしです。
サトシおじさん、Uncle Satoshi です これで正しいのかな?
ニューヨークで青春時代を過ごせるAI君、日本で同じ時代を過ごす同世代の人々と、どんな違いが起こるのでしょう。 どんなものを吸収して生きていくのでしょうか? それは知識や学問なのでしょうか? おじさんには紙の上の文字よりも、AI君自身の体験こそが、とても大切で貴重なものだと思います。日本にいる友人や母親、兄弟たち、ニューヨークでできた新しい友達、自分をとりまく人の間で生きているからこそAI君の心や人間性が成長していくのだと思います。 ぜひ、AI君がアメリカで楽しい多くの思い出をつくれることを願っています。
これって説教地味てるね。 おじさんのような年齢になると、どうにも言いたくて言いたくてしかたがないのです。チョットの間だけ聞いてください 。
私は「体験こそ全て!」だと思って生きています。(もちろん本も知識も重要です。 知識も自分の中にだけしまっていたんじゃ問題です。せっかく自分が求めたものなのだかから、それを誰かにいかにやさしく自分の言葉にして話せるかが重要です)しかしその人間がどんな素敵な考えを持っているか、人とどんなに楽しくおしゃべりがが出来るかだと思う。そして欲を言えばその人が何を作るかだと思っています。新しいもの創造する、クリエイティブな人間であるかが私にとっては気になるところです。 オリジナリティーは何から生まれると思いますか? 自分自身の生活そのもの、自分だけしか知らない自分の体験から生まれます。自分のなかで様々な新しい価値観が誕生し変化し自分が形作られる。そして自分風の考えを自分風の伝え方、話し方で相手に伝えていく。AI君がどんどん成長していくそのものです。 おじさんにとって18歳、19歳を過ぎた頃がとても充実していたような気がします。 ニューヨークでのAI君の体験が、AI君自身の人生の大きな糧となることはるか日本から祈っています。 お元気で サトシ
追伸 現在の私はコンピューターや宇宙、天体に夢中で今もなお青春です、人生を楽しんでいます。 私の管理している針生天文台があるのです。(惑星はもちろん、星雲や星団も良く見ることの出来る大きな望遠鏡があるのです) コンピューターは5台くらいで遊んでいます。日記のようにデジタルカメラで毎日を撮り続けています。 (2001年3月21日エアメールにて投函)