人の輝きが星の光を見るように心地よかったら、世の中がどんなに平和でありましょう(2002/03/05) - ひとり言


(ある少年へのメール)
人の輝きが星の光を見るように心地よかったら、世の中がどんなに平和でありましょう。私にとって素敵な人とは、全ての人間が持っている様々な輝きを見ることのできる人間です。その輝きとは、決してノーベル賞をもらった人、金メダルを手にした人、東大をでて知識のいっぱいある人、政治家になって大金持ちになった人ではありません。人間の本当に大切なものを持ち続け、生きている人はみな輝いているのです。そして自分の輝きに気づいた人は、他の人の輝きを見ることもできます。その人の優しさや、感性や、さらには真実の輝きをも見ることができるのです。人間には、みなそれぞれに星と同じように輝きがあるのです。星空のように輝きはまばらです。それだから星空は美しい。輝きは違っていても、それらの星々の本当の大きさは、決して今の輝きに比例しているものではない。人の輝きが星の光を見るように心地よかったら、世の中がどんなに平和でありましょう。今の君がどんなことに興味を持ち、どんな価値観が君の中で育とうとしているのかが、私には興味があります。 私には、そんな今の君が輝いて見えました。