その2  「心の教育」への反論(2001/12/07) - ひとり言


教育問題の特別番組など見ると的はずれのセリフが多くて耳が痛い。苦しい。変わりばえのないセリフ。そもそも教育問題を論じている人種自体が、知的階級で、日本の社会を牛耳っている人間なのだ。日本教育の勝者なのに、そこから何が生まれるというのだ。心が本の中自分の読んだ小説の中から授かったとか思っている人間たちなのです。「心の教育」という表現が変であることなく。トレードマークのように世の中を泳いでいくのだからこれまた不思議である。偉い人の言った言葉は絶対なのだろう。もちろん学校の生活の中でも心は生まれるのも確かだが、その人間が生きてるすべてが心が自然に生まれていくのだ。インスタントラーメンがはやり、インスタント的にこの教科書5ページをこなせば心が5パーセント身に付くとでも思っているのだろうか。知を選んだ人々よ!かんちがいするのはよしましょう。その子供たちの親ももちろん変である。そんな日本の教育のずぅーっと変わりばえのない中で育った自分、その自分が今度自分の子こどもにさらなる同じ教育の波と同じことさせようとしているのだ。 そして自分が勉強しないで今のようになったことを嘆き自分の子には教育をと思っているのだ。教育が悪いと言っているのではない。今の教育システム自体が変だといっているのだ。体験の時間を増やします。自由研究、自由な発想を、個性を育てます。いったいなにでやろうとしいるのでしょうか。その手段が2002年からのカリキュラム???????変です。